短歌づくりで脳がいきいき|認知症予防にもつながる私の新しい趣味

栃木県北部を中心に活動している健康運動指導士の佐藤崇子です。
地域の皆さんが毎日を笑顔でよりよく生きるため、日常生活動作に着目し、いくつになっても楽で快適に動ける身体づくりをお伝えしています。

目次

短歌にチャレンジしています

今年から短歌づくりを始めました。
最近は若者にも短歌が人気だそうですね。

昨年、短歌の選評を担当されている方と出会い、その方のもとには毎月300作以上の短歌が届くと伺いました。
すべての作品に目を通し、選ばれた短歌には丁寧な選評を添えて新聞に掲載されます。

作品と選評を読むと、作者の思いや背景をやさしく汲み取って言葉を添えてくださっていて、「この方に選んでもらいたい」と多くの作品が届く理由がよく分かります。
私もいつか選ばれる作品を作ってみたいと、意欲が湧いてきました。

短歌の魅力

短歌は「5・7・5・7・7」の31文字で日常の情景や感情を表現します。
一見簡単そうですが、とても奥が深い世界です。

千年以上受け継がれてきた短歌は、日本の四季や人の心を31音にそっと閉じ込める、世界的にも珍しい言葉の文化です。
近ごろは若い世代の間でも、日常の気づきや感情を短い言葉で表現できる手軽さや、SNSとの相性の良さから、あらためて魅力が見直されているようです。
時代を超えて心をつなぐ“ことばの器”として、短歌は今も静かに息づいているんですね。

大切な瞬間を切り取り、その時の気持ちを言葉に残せるところに魅力を感じ、私も挑戦してみることにしました。
初めての作品は、母との思い出を題材にしました。

栃木の郷土料理「しもつかれ」と母の味

私の住む栃木県には「しもつかれ」という郷土料理があります。
お正月の鮭の頭、節分の豆の残り、大根や人参を酒粕で煮込んだ料理で、大根と人参は「鬼おろし」というギザギザの刃のおろし器でおろします。

昔は2月の初午(はつうま)に稲荷神社へ供える縁起物で、冬の貴重な保存食でもあったそうです。
ただ、見た目が独特なため好き嫌いが分かれる料理でもあります。

私も高校生までは苦手でしたが、叔母の作ったしもつかれを食べた時に「おいしい」と感じ、それから母のしもつかれも食べられるようになりました。
月日が流れ、母が愛用していた鬼おろしを私が受け継ぎ、5年前からしもつかれ作りに挑戦しています。

その思い出を短歌にしてみました。

「鬼おろし 受け継ぎ作る しもつかれ 母の味には まだまだ遠し」

単純な言葉を繋いだだけですが、これでもたくさん考えました。

短歌づくりは脳の活性化にもつながる

短歌を作る過程では、
・右脳でイメージを膨らませ
・左脳で言葉を組み立てる
この両方を使うため、脳の活性化につながり、認知症予防にも良いと感じています。

また、短歌づくりは「回想法(思い出の振り返り)」と似ていて、過去の楽しかった出来事や当時の感情を思い出しながら言葉を紡ぐ作業です。
心が和み、脳への良い刺激にもなります。 道具もいらず、いつでもできる。
とても素晴らしい認知症予防のひとつだと実感しています。

良い短歌の条件とは

短歌の選評をされている方から、良い短歌の条件を教えていただきました。

  • 5・7・5・7・7の律調(リズム)が整っていること
  • 主題(テーマ)と主観(モチーフ)が明確であること
  • 情景が目に浮かぶこと

この3つが揃うと、心に残る短歌になるそうです。

短歌は心と脳の健康に役立つ趣味

これまでに5つの短歌を作りました。
短歌づくりを通して感じたことは…

  • 感情の整理ができる
  • 心が落ち着き、あたたかい気持ちになる
  • 見返すと、その時の情景を一瞬で思い出せる
  • 言葉を考え続ける楽しさ
  • 31文字にピタッとはまった時の爽快感

短歌は、脳にも心にも良い素敵な趣味だと感じています。
みなさんも、ぜひ一首つくってみませんか。

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