人生100年時代!最期まで自分の足で人生を歩く!!

栃木県北部を中心に活動している健康運動指導士の佐藤崇子です。
地域の皆さんが毎日を笑顔でよりよく生きるため
日常生活動作に着目し、いくつになっても楽で快適に動ける身体づくりを目指して
毎日の健康づくりに役立つ運動をお伝えしています。

105歳の現役理容師

9月19日は敬老の日でしたね。
総務省の人口統計によると65歳以上の人口は3,627万人。
総人口に占める割合は29.1%。
そして65歳以上の就業率が25.1%に上り、
特に65~69歳の就業率が50.3%で初めて50%を超えたそうです。
91歳のフィットネスインストラクター
91歳の介護スタッフ
105歳の理容師

最近テレビやSNSで90歳を超えて現役で活躍されている方々を拝見しました。
60歳定年でのんびり余生を過ごすという時代はとうに終わっていたのですね。
私自身いくつまで運動指導者として働けるのだろうと考えますが、
さすがに90歳は想像できません。
本当に尊敬できる方々です。

自分に投資してますか?

文字通り生涯現役で働くためには動ける身体が必要ですね。

自分の身体のために何か実践していることはありますか?
朝のラジオ体操、さんぽ、ゴルフやグランドゴルフ、ヨガ教室、山登り・・・。

何をするにも動ける身体、歩ける身体でなければできません。
そのために身体が喜ぶことしてますか?
いつから始めますか?

シニア女性のためひざ楽体操講座

9月17日(土)栃木県那須町で
那須の暮らしを満喫するために
シニア女性のためのひざ楽体操
~いつまでも自分の足で人生を歩こう!~
という講座を開催しました。

コロナ禍でひざ痛に悩む女性のお客様が増えました。
これは活動量が減少したことで、周囲との交流も減り、いろんな事が億劫になってきた
そして運動不足から体重が増加し、姿勢も崩れ身体への負担も増加したことで
ひざ痛を実感する方が増えたのではと感じました。

そこで考えたのがこの講座です!

講座の内容は
・今のひざ痛が続いたらどうなるのか知る
・ひざ痛に関わる運動器の障害について知る
・体操体験者の変化を知る
・いつまでも歩き続けるためのひざ楽体操を体験する
という内容で、スライドを使った講義と機能改善体操の体験をする75分の講座です。

参加者は既存のサークルメンバーさんでした。
すでに体操を一緒に実践している仲間なので、皆さん和気あいあい。
それでもいつもとは違ったスライドを使った講義もり新鮮な時間になりました。
熱心にメモを取りながら聞いてくださった方もいます。
講義では「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」「フレイル」といった
カタカナの言葉も出てきます。
それらはホワイトボードを使って整理、確認しながら進めることで
「そうなんだぁ」「へぇ~」と大きくうなずき皆の理解も深まりました。

車の免許を返納後は極端に活動範囲が狭くなってしまう地域に住む私たちは
「どうやったら体操を続けていけるだろうか」と皆で真剣に考える時間もありました。

自立と自律

体験した体操は機能改善体操です。
今回はひざ痛予防のために「膝・股間節」にアプローチする体操をお伝えしました。
この体操の目的は【自立と自律のために】
「いつまでも動ける体」と「自分の面倒は自分で見続けるという意志」を育むものです。

参加された皆さんはこの「自立と自律」が身についている方々です。
終了後のおしゃべりでは、先生の立場が逆転、ためになることばかりです。
人生の先輩方のお話は深くて重いのです。
私が「へぇ~」「ほぉ~」「そうなんだぁ」を連発していました。
こんな私のお手本となるような方達ともっともっと出会っていきたい!
そしてシニアライフを満喫し、最期まで自分の足で人生を歩いて頂きたい!
そんな思いが強くなった敬老の日でした。

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