温故知新 昔の女性はできていた?!ひな祭りに学ぶからだの事

栃木県北部を中心に活動している健康運動指導士の佐藤崇子です。
地域の皆さんが毎日を笑顔でよりよく生きるため
日常生活動作に着目し、いくつになっても楽で快適に動ける身体づくりを目指して
毎日の健康づくりに役立つ運動をお伝えしています。

「桃の節句」ひな祭りは性教育の場
今日はひな祭りですね。
ウォーキングコースのキャンプ場の施設内にお雛様が飾ってあり、拝見してきました。

ひな祭りが近づくと、いつもお客様にお話しするエピソードがあります。

昔はお雛様の菱餅や白酒、蛤のお吸い物を使って、その意味をひとつひとつ教えてもらうのがひな祭りの習わしだったそうです。

三砂ちづる先生の著書「昔の女性はできていた 忘れられている女性の身体に“在る”力」(宝島社)で、紹介されています。


昔は娘が3歳になるとひな祭りをはじめ、13歳まで続けたそうです。そして13歳でお嫁入り。(今では信じられない年齢ですね)

「そうすると13歳で嫁ぐまでの間に嫁入り前に必要な性の知識がひと通り身につくような仕組みになっていたのかもしれません」と本には書かれています。

私が幼いころを思い返しても、母や祖母からそんな話を聞いたことはありませんでした。

現代でもこの風習が続き、語り継がれていくと健全な性教育が育まれるのではないかと思い、毎年お話しています。

目指すは大和撫子の身体づくり

本には他にも女性の身体に関する、へぇ~ほぉ~と目から鱗のためになるお話が満載です!
生理用品のナプキンがない時代、毎月女性はどうしていたのか?!

なんと、月経をコントロールしていたというのです!

現在も布ナプキンを活用して、月経コントロールしている方はいらっしゃいますね。
私もチャレンジしましたが、これがなかなか難しい。
昔の女性は凄かったのだなあと実感します。
転倒予防教室や認知症予防教室に参加するシニア世代の女性の中には
80代や90代でもとても凛々しく強いなあと感じる方がいらっしゃいます。
その方たちもきっと【できていた】のだろうと想像します。

私も「温故知新」故きを温ねて新しきを知る精神で
大和撫子の身体づくりを模索中です。

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